台中市内を走る市バスで車内がぬいぐるみだらけの珍しい市バスをレポートします。バス車外から見ても、「ぬいぐるみ」だらけだと一目で分かるようなバスですが、誰でも乗車できる一般の市内バスです。
以前にも一度だけすれ違いざまに見かけたことはありますが、今回乗車する機会に恵まれたので、実際に乗車してみましたので簡単にご紹介します。
バス車内がぬいぐるみだらけの市内バスとは?
文字通りバス車内には、窓際、座席後方、吊り革、フロントガラス周り、など360度どこを見ても縫いぐるみで装飾されている市内バスです。
縫いぐるみのキャラクターは、特に特定のキャラクターに限定しているわけではなく、ディズニーやキティーをはじめとした台湾で一般的に人気のあるアニメのキャラクターが多かったです。
UFOキャッチャーなどの景品として提供されているような縫いぐるみから、小学生の身長よりも大きな熊さんキャラクターまでバラエティに富んだ縫いぐるみが所狭しと装飾されています。
ぬいぐるみだらけのバスの車内は大変なことになっていた!
バスの乗り降り口のドアには外が見えないくらい縫いぐるみで一杯。
バスに乗り込んでいくと、こんな光景で吹いてしまったw
一番後ろの席あたりにも、台湾では大人気のキティちゃんがw
吊り革付近にも縫いぐるみが括り付けられています。
私が座った座席の窓際には、ディスニーキャラクターのシンデレラ嬢がお出迎えw
大きな熊さんキャラクターの縫いぐるみとも一緒に乗車できます。
座席が空いていたので、いろいろな座席に座って縫いぐるみ観察してみました。
上記はバス車内の縫いぐるみの装飾で縫いぐるみショップではないですよ。
ぬいぐるみに囲まれて半笑いで写真撮影するオッサン
私が乗車した時間帯は乗客も少なかったため写真を撮影しやすかったのですが、車内の様子を写真におさめているのはどうやら私だけでした。
台湾人からはいつも外国人(日本人)に見られないオッサンがスマホ片手に半笑いで写真を撮りまくっている様子は、客観的に見たら、かなり危ない画だったかもしれません(笑)。
このような時には、外見だけで外国人だと判断される欧米人などの人種は台湾では堂々としていられそうですね。
縫いぐるみバスの運転手と乗客を観察すると・・・
このバスの運転手ですが、人の良さそうな初老の男性でした。白いひげを生やした優しそうなおじいちゃんという感じです。
たぶん、このバスはこの運転手専用の営業車のでしょう。ぬいぐるみコレクションの趣味があるのか、乗客を楽しませるためのパフォーマンスなのかは定かではありませんが・・・。写真を一枚撮らせていただこうと思いましたが、乗務中でしたので自重しました。
それでは、乗客の反応はどうなのか?
私以外に数人しか乗客はいませんでしたが、至って普通の対応でした。特に、私のようにスマホ片手に写真を撮るわけでもなく、・・・多分、市内バスは毎日利用するものなので、乗客はいつもの見慣れている光景だからでしょう。
このようなバスに初めて乗車した子供は嬉しくて飛び上がり、天井に頭をブツけてしまうのではないでしょうか(笑)。そして、その後、駄々をこねて終点のバスターミナルまで降られなくなるかもしれませんね。
台中市内を走る「縫いぐるみバス」情報まとめ
台湾中探しても、このような縫いぐるみバスは、台中市内しか走ってないのではないでしょうか。(調べてみると他都市でもぬいぐるみバスがあるようです)この市内バスのバス情報は下記の通りです。
- 運行バス会社:東南客運
- バス番号:「67」番
- 発着站:臺中火車站~東海別墅
※私が乗車したのは、台中駅前で夜8時半前後(?)でした。
なんとも、台湾らしく自由で気まぐれな光景です。バスの中でぬいぐるみが、お祭りしているみたいでした。
台中の市バスでは車内がぬいぐるみだらけのバスは1台しか走っていないと思いますが、台中に観光などで旅行に来た時には、運が良ければ、縫いぐるみバスに出会えるかもしれません。
また、台中名物(?)ぬいぐるみバスを見かけたら乗ってみようと思います。