台湾の高速バスの運賃・料金が値上げされることになります。
ただし、全路線というわけではなく、一部の長距離路線が適用対象とのこと。
今回の主要バス会社での高速バスの値上げ幅は最大で20元とされています。
値上げの理由として、バス会社の人件費が増加して、人材の確保のために運賃・料金に反映させるとのこと。
以下では、2019年3月から値上げされる路線とその運賃・料金の変更について詳しくお伝えします。
高速バスの料金の値上げ
(引用元:自由時報)
国光客運は3月7日から、統聯客運は3月4日から値上げする予定です。
首都客運は3月上旬頃に値上げの予定です。
また、和欣客運も値上げの申請を当局に申請をしているとのこと。
国光バス
- 台北→台中:290元→300元(10元の値上げ)
- 台北→台南:460元→480元(20元の値上げ)
- 台北→高雄:580元→590元(10元の値上げ)
統聯バス
- 台北→台中:290元→300元(10元の値上げ)
- 台北→台南:460元→480元(20元の値上げ)
- 台北→高雄:580元→590元(10元の値上げ)
葛瑪蘭バス
- 台北→礁渓:110元→112元(2元の値上げ)
- 台北→宜蘭:137元→140元(3元の値上げ)
首都バス
- 台北→礁渓:92元→96元(4元の値上げ)
- 台北→宜蘭:128元→131元(3元の値上げ)
今回の高速バスの運賃・料金の変更は一時的な値上げですが、今後も随時値上げが実施される可能性があります。
台湾では高速バスは長距離移動の交通手段としては最も安い方法ですが、数年ごとに値上げが実施されていますので、気が付いたらそれ程安くはない料金になっているなんてこともありえます。
それでも、他の物価や他の交通手段と比べれば、まだまだ日本人の物価感覚では安いと感じる水準ではあります。