台湾高鉄周遊券で時短と快適な旅を! 高鉄+台鉄ジョイントパスもあるよ

台湾旅行をする際に、短時間での移動と快適な旅をしたいと思っている方は、台湾高鐵(高鉄、台湾新幹線)の周遊券を利用すると便利です。日本では外国人用専用に新幹線やJR各線を自由に利用できるジャパンレールパスという周遊券がありますが、台湾版の台湾レールパスのようなものです。

高鉄周遊券は利用期間や目的の違いにより2種類があり、高鉄と台湾鉄道(台鐵)のジョイント周遊券も2種類あります。それぞれの周遊券の特徴と利用する際のメリットについて簡単にご紹介します。

 

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高鉄周遊券と高鉄&台鉄ジョイント周遊券の概要

高鉄周遊券と高鉄・台鉄ジョイント周遊券には、下記のように合計4種類の周遊券があります。高鉄の車両にはビジネスクラスの車両と普通車両がありますが、下記の周遊券では普通車両の利用のみとなり、ビジネス車両の利用は出来ません。

利用する場合は、自由席と指定席がありますが、どちらの座席も利用できます。ただし、座席を指定する場合は、乗車前にチケット窓口で、その都度、座席指定をする必要があります。その際、座席指定は無料で出来ます。

  • 高鉄3日パス
  • 高鉄フレキシブル2日パス
  • 高鉄・台鉄標準5日間ジョイントパス
  • 高鉄・台鉄超級5日間ジョイントパス

高鉄3日パス

  • 路線:高速鉄道の全路線
  • 日数:連続する3日間
  • 回数:何度でも利用可
  • 料金:2,200台湾元

高鉄フレキシブル2日パス

  • 路線:高速鉄道の全路線
  • 日数:指定した期日の2日間(7日以内)
  • 回数:何度でも利用可
  • 料金:2,500台湾元

高鉄・台鉄標準5日間ジョイントパス

  • 路線:高速鉄道の全路線、台鉄の全路線(※)
  • 日数:指定した期日から5日間
  • 回数:何度でも利用可
  • 料金:2,800台湾元
  • ※台鉄には、太魯閣号、普悠瑪号、自強号、莒光号、復興号(普通列車)などの列車があります。上記の周遊チケットでは、莒光号、復興号(普通列車)の自由席のみ利用可能です(座席指定不可)。

高鉄・台鉄特級5日間ジョイントパス

  • 路線:高速鉄道の全路線、台鉄の全路線(※)
  • 日数:指定した期日から5日間
  • 回数:何度でも利用可
  • 料金:3,600台湾元
  • ※台鉄には、太魯閣号、普悠瑪号、自強号、莒光号、復興号(普通列車)などの列車があります。上記の周遊チケットでは、上記全ての列車の自由席と指定席が利用可能です(太魯閣号と普悠瑪号を利用する場合は座席指定が必須)。

 

高鉄と台鉄周遊券を利用して台湾旅行を楽しもう

台湾を旅行する場合は、高鉄を利用すると移動時間がと~ても短縮できます。例えば、台北から高雄(左営駅)までの移動の場合は、高鉄では最短で1時間半程度です。一方、台鉄では5時間程度掛かりますので、移動時間の違いは歴然としています。

高鉄3日周遊券は4日間あるいは5日間程度の短期間の台湾旅行の際には、移動時間を短縮して充実した旅を計画する時に利便性が高そうです。それに対して、高鉄フレキシブル2日周遊券は、1週間以上の旅行で、ゆっくり台湾を周遊したい場合などに威力を発揮しそうですね。

高鉄+台鉄のジョイント周遊券は、台湾の地方都市やディープスポット、あるいは高鉄の路線がない東海岸のローカル都市を隈なく旅したい方は、かなりお安く利用でき、交通費を余り掛けずに旅行が出来そうです。

料金面でのメリットは、台北から高雄の左営駅までの普通車両の片道料金が1,490元ですので、往復料金は2,980元になります。そう考えると、高鉄周遊券の場合は、どちらも往復するだけでも、お安くなる計算になります。

高鉄3日パスは3日間で台北と高雄を3往復することはないかもしれませんが、2往復くらいする予定がある方はかなりコスパが高くなりますね。また7日以内で2日間の利用ができる高鉄フレキシブル2日パスも考えようによっては、非常に使い勝手が良いものです。

例えば、台北から高鉄を利用して台中や台南を経由して高雄まで足早に巡り、その後、東海岸線をバスでゆっくり温泉を巡る旅をして、もう一度気に入った場所があれば、高鉄を利用することも出来ます。

 

購入方法は下記の公式HPより、インターネット上から簡単に予約が出来るようになっています。

台湾高鉄周遊券について、更に詳しい情報は、こちらで確認してみてください。

コメント

  1. しま より:

    鉄道を使った台湾周遊のんびり旅に興味があるので、今回の情報為になりました。
    毎回の記事楽しみにしていますよ〜。